JCS 2026 2026年改訂版 感染性心内膜炎診療ガイドライン
日本循環器学会|班長: 泉 知里|循環器 / 弁膜疾患|146 ページ|チャンク 823|推奨 87 件|current
推奨表(自動抽出)
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| 頁 | クラス | レベル | 推奨文 | 表 |
|---|---|---|---|---|
| p.24 | I | C | 初回TTE/TEE が陰性であっても臨床上IE が疑わしい症例に3~7 日後の再検査を行う | 推奨表1 IEにおける心エコー図検査の推奨と |
| p.24 | IIa | B | ブドウ球菌,腸球菌,レンサ球菌属による菌血症例に対してTTE/TEE 検査を考慮する エコー図検査を施行するべきである | 推奨表1 IEにおける心エコー図検査の推奨と |
| p.27 | I | B | 自己弁IE,人工弁IE の症候性患者において,塞栓症やその他の診断小基準の検索のために,全身CT を実施する IE が疑われ,特に人工弁やデバイス植込み後の患者で,他の方法で確定診断がつかない場合に,18F-FDG PET/CT を考慮する(IE に対する保険適用はない) | 推奨表2 IEとその合併症診断における心エコー図以外の |
| p.27 | IIa | C | IE が疑われる患者で,他の方法で確定診断がつかない場合,実施が可能であれば標識白血球シンチグラムまたはSPECT/ CT を考慮する | 推奨表2 IEとその合併症診断における心エコー図以外の |
| p.27 | IIb | C | IEで手術適応と判断された患者において,術前検査として冠動脈CT を考慮してもよい | 推奨表2 IEとその合併症診断における心エコー図以外の |
| p.27 | IIb | C | IE が疑われる患者で,他の方法で確定診断がつかない場合に,ガリウムシンチグラフィを考慮してもよい IE:感染性心内膜炎 核種・製剤18F | 推奨表2 IEとその合併症診断における心エコー図以外の |
| p.35 | I | B | IE(を疑う)患者では,局所神経症状を呈する場合は,速やかに脳MRI による中枢神経合併症精査を行う | 推奨表3 IEの中枢神経合併症の診断についての推奨と |
| p.35 | I | C | IE(を疑う)患者で脳出血またはくも膜下出血を認めた場合,脳血管イメージング(脳血管撮影,CTA,MRA)による感染性脳動脈瘤の検索を行う | 推奨表3 IEの中枢神経合併症の診断についての推奨と |
| p.35 | I | B | IE(を疑う)患者では,明らかな局所神経症状を呈さない場合であっても,脳MRI による中枢神経合併症精査を行う | 推奨表3 IEの中枢神経合併症の診断についての推奨と |
| p.35 | IIb | C | IE(を疑う)患者でMRI が撮影できない場合や,患者の全身状態が不安定な場合は,頭部単純CT を撮影し,必要に応じて3 次元CT 血管撮影および頭部造影CTを追加することを考慮してもよい | 推奨表3 IEの中枢神経合併症の診断についての推奨と |
| p.35 | IIb | C | MRI の撮影条件は,DWI,FLAIR 画像, T2* 強調画像またはSWI,MRA で撮影することを考慮してもよい | 推奨表3 IEの中枢神経合併症の診断についての推奨と |
| p.36 | I | B | 222, 224).したがっ IE に頭蓋内出血(微小脳出血を除く)を合併した場合は,速やかに抗血小板療法および抗凝固療法を中止する | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | I | C | 破裂した感染性脳動脈瘤,大型未破裂動脈瘤,適切な抗菌薬投与下の動脈瘤増大に対しては開頭手術または血管内治療を行う(図6 を参照) | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | I | C | 小型の未破裂感染性動脈瘤で,適切な抗菌薬の投与下に動脈瘤増大を認めない場合は,保存的治療を行う | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | IIb | C | IE に主幹動脈閉塞による脳梗塞を合併した場合は,速やかに血栓回収療法の実施を考慮してもよい | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | III No benefit | B | IE 患者に対する,塞栓症予防を目的とした新たな抗血小板療法の開始は推奨されない | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | III No benefit | B | IE に合併した急性期脳梗塞に対する経静脈的血栓溶解療法は推奨されない | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.36 | III No benefit | C | IE 患者に対する,塞栓症予防を目的とした新たな抗凝固療法の開始は推奨されない 252),中枢神経合併症に対する抗凝固療 IE:感染性心内膜炎 動脈瘤のネック あり 大型脳内血腫 脳内血腫 あり 除去術 遠位病変 なし 母血管閉塞可 血管内アクセスルート不良造影剤アレルギーなど 近位病変 バイパス術 母血管閉塞不可 動脈瘤のネック あり | 推奨表4 IEの中枢神経合併症の治療についての推奨と |
| p.46 | I | B | 1 回 2 g 1日3回4 | 推奨表6レンサ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.47 | IIa | C | セフトリアキソン1回2 g 1日1回a 6 | |
| p.47 | IIa | C | †初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2 回6 | |
| p.47 | IIa | C | †初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2回6 | |
| p.47 | I | C | セフトリアキソン1回2 g 1日1回a 4 | |
| p.47 | I | C | †初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2 回4 | |
| p.47 | I | B | ペニシリン G orアンピシリン 1回200~400万単位1日6回または持続投与 バンコマイシン 4)栄養要求性レンサ球菌(Abiotrophia spp., Granulicatella spp.)とGemella spp. ペニシリン G orアンピシリン 1回200~400万単位 1日6回または持続投与 1回 2 g 1日6回6 +ゲンタマイシン+1回2~3 mg/kg 1日1回b 2 セフトリアキソン1 回 2g 1日2回a +ゲンタマイシン † +1回2~3 mg/kg 1日1回b バンコマイシン 5)肺炎球菌 | |
| p.48 | IIa | C | セフトリアキソン1回2 g 1日1回b 6 | 推奨表7レンサ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.48 | IIa | C | †初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2回6 | 推奨表7レンサ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.48 | I | B | 抗菌薬投与量期間(週) 1)レンサ球菌[緑色レンサ球菌,Streptococcus gallolyticus(bovis group)] ペニシリン G orアンピシリン 1回200~400万単位1日6回 または持続投与 1回2 g 1日6回6 +ゲンタマイシン+1回2 ~ 3 mg/kg 1日1回a 2(6) | 推奨表7レンサ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.48 | I | B | セフトリアキソン1 回2 g 1日1回b 6 +ゲンタマイシン+1回 2 ~ 3 mg/kg 1日1回a 2 (6) 初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2回 † orテイコプラニン バンコマイシン 1 日目・2 日目:12 mg/kg 2回d † 3日目:12 mg/kg 1 回d 4日目以降:6.7 mg/kg 1回d ペニシリン G orアンピシリン 1回200~400万単位1日6回または持続投与 | 推奨表7レンサ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.49 | IIa | C | セフトリアキソン1回2 g 1日1回b 6 | |
| p.49 | IIa | C | †初回負荷投与c 25~30 mg/kg維持投与量c 15~20 mg/kg 1日2回6 | |
| p.51 | I | B | セファゾリン1回2 g 1日3回4 ~ 6 | 推奨表8ブドウ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.51 | IIa | C | † 1回8~10 mg/kg 1日1回4 ~ 6 | 推奨表8ブドウ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.51 | I | B | ±β-ラクタム系薬など1 回8~10 mg/kg 1日1回4~6 | 推奨表8ブドウ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.51 | I | B | †初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2回4~6 | 推奨表8ブドウ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.51 | IIb | C | † 1回 600 mg 1日 2回4~6 | 推奨表8ブドウ球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | I | B | セファゾリン1回2 g 1日3回6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | IIa | B | ±β-ラクタム系薬など1回8~10 mg/kg 1日1回6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | I | B | +β-ラクタム系薬など1回8~10 mg/kg 1日1 回6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | I | B | †初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2回6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | IIb | C | 4日目以降:6.7 mg/kg 1回c 6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.52 | IIb | C | † 1回600 mg 1日2回6~8 | 推奨表9ブドウ球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | IIa | B | †初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2回4~6 | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | I | B | †初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2回4~6 | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | IIb | B | † 1回10~12 mg/kg 1日1回4~6 | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | IIb | C | † 1回600 mg 1日2回4~6 | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | I | B | ペニシリン感性腸球菌 アンピシリン1回 2 gを1日4~6回/日4~6 † +1回2~3 mg/kg 1日1回a 4(2)~ 6 | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.55 | I | B | アンピシリン1回 2 gを1日4~6回/日4~6 バンコマイシン ペニシリン耐性腸球菌 バンコマイシン ダプトマイシン | 推奨表10 腸球菌による自己弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.56 | I | B | †初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2 回6 | 推奨表11 腸球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.57 | I | B | セフトリアキソン1回2 g 1日2回4 | 推奨表12 HACEK グループによるIE の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.57 | I | B | アンピシリン・スルバクタム1回3 g 1日4回4 | 推奨表12 HACEK グループによるIE の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.57 | IIb | C | シプロフロキサシンまたは1回400 mg 1日2回4 | 推奨表12 HACEK グループによるIE の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.57 | IIb | C | *感受性がある場合1回2 g 1日6回4 | 推奨表12 HACEK グループによるIE の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.62 | I | B | 脳合併症を有する患者に対してIE チームによる手術時期の決定を行う 脳合併症を有する患者に対して心不全や治療抵抗性感染,膿瘍,塞栓症リスクなどがない場合は抗菌薬治療を優先し,必要時に手術を検討する | 推奨表15 脳合併症IE 患者における開心術の決定と |
| p.62 | I | B | *2 を有し早期心臓手術を必要とする患者で,無症候性脳塞栓や一過性脳虚血発作や小範囲非出血性脳梗塞合併患者に対して遅延なき手術を行う 開心術を必要とし,各種リスク | 推奨表15 脳合併症IE 患者における開心術の決定と |
| p.62 | IIa | C | 各種リスクを有し早期心臓手術を必要とする患者で,生命予後が不良とまで言えない広範囲非出血性脳梗塞を伴う場合は,抗菌薬治療を優先し神経症状が安定した場合に手術を考慮する | 推奨表15 脳合併症IE 患者における開心術の決定と |
| p.62 | IIa | C | 各種リスクを有し早期心臓手術を必要とする患者で,脳出血を伴う場合,神経学的所見が重症(例:昏睡,脳ヘルニアなど)でなく,かつ脳出血の拡大が画像上否定されている場合は,脳出血発症後2 週間以内の手術を考慮する | 推奨表15 脳合併症IE 患者における開心術の決定と |
| p.62 | IIa | B | 循環状態が安定し,各種リスクを有し早期心臓手術を必要とする患者で,脳出血を伴いさらに画像上脳出血の拡大が見られる場合は,原則として脳出血発症後4週間以上の抗菌薬治療を先行する | 推奨表15 脳合併症IE 患者における開心術の決定と |
| p.68 | I | B | ・ 外科的/ 経カテーテル的人工弁置換患 者(生体弁,同種弁を含む),弁輪リング等を用いた外科的弁形成術後 *1 ・ IE の既往を有する患者・ 未修復 *2 の複雑性チアノーゼ性先天性心疾患(単心室,完全大血管転位,ファロー四徴症)・ パッチ,人工材料を用いて修復した先 天性心疾患で,修復部分に遺残病変を伴う場合(術後期間を問わない)・ 体循環系と肺循環系の短絡造設術を実 施した患者 | 推奨表16 基礎疾患別リスクと歯科口腔外科手技に際する |
| p.68 | IIa | C | ・ ほとんどの先天性心疾患 *3,大動脈二尖弁を含む先天性弁膜症・ 後天性弁膜症 *4 ・ 閉塞性肥大型心筋症・ 弁逆流を伴う僧帽弁逸脱症 | 推奨表16 基礎疾患別リスクと歯科口腔外科手技に際する |
| p.68 | IIb | C | ・ 人工ペースメーカ,植込み型除細動器 *5 などのデバイス植込み患者 ・ 弁変性を有する心移植後の患者 | 推奨表16 基礎疾患別リスクと歯科口腔外科手技に際する |
| p.68 | III No benefit | C | ・ 単独の心房中隔欠損(二次孔型) *6 ・ 心室中隔欠損・動脈管開存・心房中隔 欠損根治術後6ヵ月以上経過した残存短絡がないもの・ 冠動脈バイパス術後・ 逆流のない僧帽弁逸脱症・ 生理的または機能的心雑音・ 弁機能不全を伴わない川崎病の既往・ 弁機能不全を伴わないリウマチ熱の既 往 *2姑息的吻合術や人工血管使用例を含む *3単独の心房中隔欠損(二次孔型)を除く( | 推奨表16 基礎疾患別リスクと歯科口腔外科手技に際する |
| p.71 | I | B | ・ 歯科口腔外科領域:出血を伴い菌血症を誘発するすべての侵襲的な歯科処置(抜歯などの 口腔外科手術・歯周外科手術・インプラント手術,スケーリング,感染根管処置など)・ 耳鼻科領域:扁桃摘出術・アデノイド摘出術・ 心血管領域:人工弁や心血管内に人工物を植込む手術,カテーテルによる人工弁植込み手 技(黄色ブドウ球菌と腸球菌のカバーが望ましい),ペースメーカや植込み型除細動器の植込み術 | 推奨表17 IE 中等度/ 高度リスク患者に施行時に予防的抗菌薬投与を必要とする手技に関する推奨とエビデンスレベル |
| p.71 | IIa | C | ・ 局所感染巣に対する観血的手技:膿瘍ドレナージや感染巣への内視鏡検査・治療(胆道閉 塞を含む)・ 経尿道的前立腺切除術(TUR-P):特に人工弁症例 ・ 消化管領域:上部消化管内視鏡検査(生検を含む),食道静脈瘤硬化療法,食道狭窄拡張術, | 推奨表17 IE 中等度/ 高度リスク患者に施行時に予防的抗菌薬投与を必要とする手技に関する推奨とエビデンスレベル |
| p.71 | IIb | C | 下部消化管内視鏡による粘膜生検やポリープ切除術,胆道手術・ 泌尿器・生殖器領域:尿道拡張術,経膣分娩・経膣子宮摘出術,子宮内容除去術,治療的 流産・人工妊娠中絶,子宮内避妊器具の挿入や除去・ 心血管領域:心臓カテーテル検査・経皮的血管内カテーテル治療・ 手術に伴う皮膚切開(特にアトピー性皮膚炎症例)・ 呼吸器領域:気管支鏡・ 血液学的領域:骨髄穿刺/生検 | 推奨表17 IE 中等度/ 高度リスク患者に施行時に予防的抗菌薬投与を必要とする手技に関する推奨とエビデンスレベル |
| p.71 | III No benefit | B | ・ 歯科口腔外科領域:非感染部位からの局所浸潤麻酔,歯科矯正処置,抜髄処置・ 呼吸器領域:喉頭鏡検査,気管内挿管(経鼻・経口)・ 耳鼻科領域:鼓室穿孔時のチューブ挿入・ 消化管領域:経食道心エコー図・ 泌尿器・生殖器領域:尿道カテーテル挿入,経尿道的内視鏡(膀胱尿道鏡,腎盂尿管鏡)・ 心血管領域:中心静脈カテーテル挿入 564).鼠径部には腸球菌が 3.3.3 心臓植込みデバイス植込み時 11). 症率が上昇することが示された | 推奨表17 IE 中等度/ 高度リスク患者に施行時に予防的抗菌薬投与を必要とする手技に関する推奨とエビデンスレベル |
| p.78 | I | A | スレベル 待機的な心臓手術またはカテーテル人工弁留置術に,鼻腔内MRSA の術前スクリーニングを行う | 推奨表18 心血管の侵襲的治療におけるIE 予防(予防的抗 |
| p.78 | I | B | 感染を予防するために,心臓内植込み手術の術野を至適な無菌状態として手技を行う | 推奨表18 心血管の侵襲的治療におけるIE 予防(予防的抗 |
| p.78 | I | C | カテーテル挿入および操作時に,カテーテル室の環境を手術室と同様な標準無菌状態として手技を行う | 推奨表18 心血管の侵襲的治療におけるIE 予防(予防的抗 |
| p.78 | IIa | C | 緊急手技を除き,人工弁やその他の心臓内または血管内デバイスの植込み前に,菌血症の原因となりうる病変(歯科を含む)の治療を,可能なかぎり2 週間前まで終えておくことを考慮する 投与方法β - ラクタム系薬 なし 点滴静注 あり | 推奨表18 心血管の侵襲的治療におけるIE 予防(予防的抗 |
| p.83 | I | C | バンコマイシン4~6週間(人工材料挿入後は長く) | 推奨表19 小児IE における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル |
| p.85 | IIb | C | とエビデンスレベル 682).TAVI-PVEに対する手術 686, 689). TAVI-PVE 患者(TAVI 前Intermediate-high risk 群)に対する再弁置換術を考慮してもよい 685. 690).上記の理由 IE:感染性心内膜炎 | 推奨表20 TAVI 患者の人工弁IE における手術適応の推奨 |
| p.85 | I | B | デバイス関連IE が疑われる際には,疣腫の有無の確認のために経胸壁心エコー図/ 経食道心エコー図を行う | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | I | B | デバイス関連IE に対しては抗菌薬投与を行うとともに,速やかにリードを含む全システム抜去を行う | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | I | C | 抗菌薬投与は少なくとも3 セットの血液培養を行った後に,メチシリン耐性ブドウ球菌およびグラム陰性菌に有効な薬剤を使用する | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | I | C | デバイス関連IE に対しリード抜去術を行った後にデバイスの再留置を行う際は,感染兆候が改善し,疣腫を認めない症例であれば血液培養が72 時間以上陰性であることを確認したのちに,疣腫を認める症例では2 週間抗菌薬投与を行ったのちに,当初の留置部位から離れた部位に留置する | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | IIa | C | 691).わが国の多施設共同研究によ 弁に感染を認め,リードに明らかな感染の波及が認められない場合は,原因菌と弁への手術適応の有無を検討しリード抜去術を考慮する 692),海外からの報告でも 693). | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | IIa | C | 適切な抗菌薬治療を行っても治療抵抗性あるいは再発性のグラム陽性球菌あるいは真菌血症を認め,デバイス関連IE が否定できない場合にはリード抜去術を考慮する | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | IIa | C | 敗血症性肺塞栓を認める,あるいは人工弁患者におけるデバイス関連IE の場合は,リード抜去術に引き続き4~6 週間の抗菌薬投与を行うことを考慮する | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.85 | IIb | C | 適切な抗菌薬治療を行っても治療抵抗性あるいは再発性の感染巣不明のグラム陰性菌菌血症を認める場合にリード抜去を考慮してもよい 11).そのため,早期の診 IE:感染性心内膜炎 | 推奨表21 デバイス関連IE の診断と治療の推奨と |
| p.89 | I | B | 抗菌薬投与後も疣腫が残存し,繰り返す肺塞栓により人工呼吸管理を必要とする呼吸不全に外科的治療を行う541) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | I | C | 左心系IE 合併例に外科的治療を行う527, 739) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | I | B | 利尿薬に反応性が乏しい急性重症三尖弁逆流症に伴う重症右室機能不全に外科的治療を行う543) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | IIa | C | 疣腫による肺塞栓を繰り返した後も巨大疣腫(>20 mm) が残存する場合に外科的治療を考慮する35, 196) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | IIa | C | 1 週間以上適切な抗菌薬治療を行っても菌血症が持続する場合に外科的治療を考慮する 740) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | IIa | B | 三尖弁に対して手術介入する場合,可能なかぎり弁置換術より弁形成術を考慮する 542, 543, 722, 741) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |
| p.89 | IIb | C | 三尖弁に対して手術介入する場合(主に弁置換術),予防的な心外膜リードの留置を考慮してもよい732) | 推奨表22 右心系IE における外科的治療の推奨と |