p.56 抽出テキスト
推奨表11 腸球菌による人工弁感染性心内膜炎の標的治療における抗菌薬の推奨とエビデンスレベル 抗菌薬投与量期間(週)推奨クラスエビデンス レベル備 考 ペニシリン感性腸球菌 アンピシリン1回 2gを1日4~6回/日 6 I B ゲンタマイシン高度耐性がない場合に使用する.ゲンタマイシンは1日1回投与でよい. 2週間投与については本文参照+ゲンタマイシン † +1回2~3 mg/kg 1日1回a アンピシリン1回 2 gを1日4~6 回/日 6 I B 高齢者,腎機能低下例で優先的に使用する.ゲンタマイシン高度耐性の場合には,こちらが第一選択となる+セフトリアキソン+1回2 g 1日1~2回 バンコマイシン†初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2回 6 IIa B β -ラクタム系薬にアレルギーの場合治療中に腎機能障害が出現した場合にはゲンタマイシンを休薬することを検討する+ゲンタマイシン † +1回2~3 mg/kg 1日1回a ペニシリン耐性腸球菌 バンコマイシン†初回負荷投与b 25~30 mg/kg維持投与量b 15~20 mg/kg 1日2 回6 I B 治療中に腎機能障害が出現した場合には,ゲンタマイシンを休薬することを検討する+ゲンタマイシン † +1回2~3 mg/kg 1日1回a ダプトマイシン† 1回10~12 mg/kg 1日1回 6 IIa Bバンコマイシンにアレルギーの場合バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対して使用することがある(推奨クラスIIb,エビデンスレベルC).使用については感染症専門医へのコンサルトを推奨する +ゲンタマイシン† +1回2~3 mg/kg 1日1回a リネゾリド† 1回 600mg 1日2回 6 IIb Cバンコマイシン,ダプトマイシンにアレルギーの場合バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対して使用することがある(推奨クラスIIb,エビデンスレベルC).使用については感染症専門医へのコンサルトを推奨する +ゲンタマイシン† +1回2~3 mg/kg 1日1回a a, b:投与設計,TDMについては本文およびAppendix表2を参照†保険適用外