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p.78 抽出テキスト

アドヘレンスジャンクション

デスモソーム

ギャップジャンクション

細胞内細胞膜細胞間隙細胞膜細胞内

N- カドヘリン

デスモグレイン2

デスモコリン2

α-カテニンP120- カテニン

アクチン

ビンキュリンプラコグロビン

プラコフィリン2デスモプラキン

β-カテニン

中間線維(デスミン)

コネキシンコネキシン

図32 介在板とデスモゾームを含む構造蛋白

表21 ARVC の原因遺伝子・保有率・表現型の特徴

遺伝子蛋白ARVC における推定保有率

(%)遺伝形式臨床的特徴欧米日本

PKP2 Plakophilin 2 45 ~55 20 ~24 AD・ 古典的なARVC 臨床像,右室障害が主体

DSP Desmoplakin 5 ~15 2 ~2.5 AD/AR・ 心筋の炎症・線維化・左室収縮障害の合併が多い806)

・ 女性の心室不整脈リスクが高い807)・ Carvajal 症候群:まれなホモ接合バリアントが原因で,

羊毛状毛髪と角皮症をともなう808, 809)

DSG2 Desmoglein 2 2 ~17 31 ~40 AD/AR・ 左室収縮障害の合併が多い810, 811)

・ 日本人ARVC ではp.R292C,p.D494A のホモ接合ま

たは複合ヘテロ接合バリアントが多い801)

DSC2 Desmocollin 2 1 ~2 2.5 AD/AR・ 左室収縮障害を合併する812)

JUP Junction plakoglobin <1 <1 AR・ ナクソス病:まれなホモ接合バリアントが原因,羊毛状

毛髪と角皮症をともなう・ ナクソス島および周辺の島々に多い811)

TMEM43 Transmembrane protein 43 <1 <1 AD・ 右室障害が主体・ ニューファンドランド島をはじめ北米・欧州中心に

p.S358L が大部分を占める815)・ 男性の心室不整脈発症率が高く,p.S358L の浸透率は

100% 816)

PLN Phospholamban 3 ~5 <1 AD・ 左室収縮障害の合併が多く,DCM の原因でもある・ オランダを中心にp.R14del が大部分を占める817, 819)

DES Desmin 1 2 AD・ 左室機能障害の合併が多い820)

・ DES バリアントは筋原線維性ミオパチーにともなう心筋

症(拡張型主体)でも同定され,房室伝導障害をともなうことがある821)

AD:常染色体顕性(優性)遺伝,AR:常染色体潜性(劣性)遺伝(文献801, 806-821 を参考に作成)