p.105 抽出テキスト
なお,MRI画像上脳微小出血とされるものについては,今回の検討からは除いたが246, 820),これらも手術の禁忌とはいえない. D エビデンス総体の確実性(表CQ2-6) RCTはなく,観察研究でも脳出血後の早期手術の利益は示されなかった.エビデンスの確実性はC(低)とした(「改訂にあたって」表5参照). E 患者の価値観 患者の価値観について研究した論文はなかった. F コスト 脳出血後早期手術のコストについて研究した論文はなかった.脳出血後早期手術を行った場合,合併症の有無に よってコストは異なる. G 容認性 脳出血合併例に早期手術をするとなると,手術をしない場合にきわめて予後の悪い患者(心不全合併例,弁周囲合併症例)では容認性があると考えられる.待機的に手術をしても予後が期待できる患者においては容認性が低いと考えられる.外科医や麻酔科医の容認性は不明である.容認性は「さまざま」とした. H 実行可能性 もし脳出血後早期手術が必要となると,専門施設が必要 図CQ2-2 脳出血後早期手術の有無による再出血率の比較(文献40, 225, 242, 504-506, 509をもとに作図)早期手術がよい待機的手術がよい 表CQ2-4 脳出血後早期手術の有無による再出血率の比較についてのエビデンス評価【SR-6-1 評価シート 観察研究(二値変数用)】 個別研究バイアスリスクグレードを上げる要因非直接性研究コードA B C D E F G H I J K L M N O P Diab M 2021 0 0 0 0 0 -2 -1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Eishi K 1995 -1 -1 -1 0 0 -1 -1 0 0 0 0 0 0 0 -1 -1 Garcia-Cabrera E 2013 -1 -1 0 0 0 -1 -1 0 0 0 0 0 -1 -1 0 -1 Kume Y 2018 0 0 0 0 -1 0 -1 0 0 0 0 0 -1 -1 0 -1 Murai R 2017 0 0 0 0 -2 0 -1 0 0 0 0 0 -1 -1 0 -1 Okita Y 2016 -2 -1 -1 0 -2 -1 -1 0 0 0 0 0 -1 -1 -1 -1 Yoshioka D 2014 -1 -1 -1 0 -1 -1 -1 0 0 0 0 0 -1 -1 0 -1バイアスリスク,グレードを上げる要因,非直接性のA-Pについては「改訂にあたって」表3参照(文献40, 225, 242, 504-506,509をもとに作表)