p.45 抽出テキスト
図10 抗凝固療法中止後のVTE 再発リスク(Kaneda K, et al. 2023 294)より改変) ©Kaneda K, et al 2023. CC BY 4.0活動性がんがん以外の持続する誘因誘因がない一過性のマイナーな誘因一過性のメジャーな誘因 (%) 累積イベント発生率30 25 20 15 10 5 0 抗凝固療法中止後の日数 0 365 730 1095 1460 1825 Log-rank <0.001 (日) P 累積イベント発症率1 年(%) 3年(%) 5年(%)活動性がん6.5 8.6 11.8がん以外の持続する誘因4.7 10.5 17.5誘因がない10.0 17.1 24.9一過性のマイナーな誘因3.6 10.0 11.0一過性のメジャーな誘因2.1 3.3 3.3 表14 誘因を基にしたVTE 再発リスクの分類と抗凝固療法の投与期間 VTE 発症時の特徴による分類推定される再発リスク例PTE の抗凝固療法の投与期間中枢型のDVT の抗凝固療法の投与期間 一過性の誘因によるVTEメジャーな因子低リスク全身麻酔を伴う大手術(手術時間30分以上)急性疾患による入院に伴う安静状態骨折を伴う外傷帝王切開3ヵ月間(I,B) 3ヵ月間(IIa,B) マイナーな因子低~中リスク全身麻酔を伴う小手術(手術時間30分未満)ホルモン療法妊娠・出産病院外での安静状態長時間の安静での移動付加的因子*1 なし:3ヵ月(IIa,B)あり:長期的期間(IIa,C) 3ヵ月間(IIa,B) 誘因のないVTE中リスク長期的期間(IIa,B) *2長期的期間(IIb,C) *2 持続性の誘因によるVTEがん以外の誘因中~高リスク活動性のある膠原病潰瘍性大腸炎抗リン脂質抗体症候群長期的期間(IIa,B) *2長期的期間(IIa,B) *2 活動性がん高リスク長期的期間(がんの活動性が持続するかぎり)(IIa,B)長期的期間(がんの活動性が持続するかぎり)(IIa,B) 抗凝固療法の投与期間に関しては「出血リスクが高くない場合」における推奨期間(推奨クラスおよびエビデンスレベル). *1第3章4.9 付加的に考慮すべき再発の危険因子参照, *2 DOACによる延長治療を実施する場合には,血栓リスクと出血リスクを考慮し,低用量による抗凝固療法も検討する(保険適用上はわが国では承認されていないことに注意する).