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ク群では抗凝固療法の開始とともに入院,早期退院,もしくは外来治療を検討する. 1.4 急性PTEの外来治療の可能性 従来は急性PTEの治療は入院での慎重な管理が一般的であった.一方で,近年ではDOACが広く使用可能となった.リバーロキサバンおよびアピキサバンは,シングルドラッグアプローチのコンセプトにより急性期より内服のみでの治療が可能となり,早期退院に加え,外来治療が可能 となっている.そこで,外来治療により適切な患者を選択するための急性期の予後リスクスコアが重要となる. 外来治療に適切な患者の選択を主眼として開発されたHestiaスコアは,患者背景に加えて外来治療に適する社会環境の有無を項目として取り入れており,これまでに複数の研究でその有用性が報告されている212, 213). 一方でPESI/sPESIスコアは,急性期の30日死亡を層別化するリスクコアとして開発されたが,外来治療に適切な 図9急性PTE の重症度別治療戦略*1外来治療を検討する際には,残存DVTの治療などを適切に行い,PTE再発時のリスクなどに十分に注意する, *2 TTEまたはCTPAにて評価, *3血栓溶解療法,および施設の状況や患者状態により外科的またはカテーテル的血栓摘除術を検討する. (Konstantinides SV, et al. 2020 2)を参考に作図)急性PTE *1 中間リスク 高リスク モニタリング:血行動態の悪化がある場合はレスキュー目的の 血栓溶解療法を考慮 再灌流療法 *3血行動態の維持治療低リスク 心停止? 1臨床評価(sPESI) 2右心機能障害*2 の有無 右室機能障害(心エコー図検査またはCT)/ 心臓バイオマーカー ショック 早期退院・外来治療入院治療 あり ありなしなし 右記以外 いずれも陽性 すべてあてはまる1つ以上あてはまらない どちらか陽性またはいずれも陰性 1sPESI=0かつ2右心機能障害*2なし 抗凝固療法抗凝固療法 V-A ECMO ・他に入院の理由がない・家族や社会的なサポートがある・医療機関の受診が容易 中[高]リスク中[低]リスク