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p.23 抽出テキスト

抗凝固療法参照),DVT発症後の弾性ストッキング着用(第3章10. DVTの理学療法参照),症例を選択したうえでの早期血栓除去(第3章7. カテーテル治療参照)などが有用である.

6.1.4 PTSの治療

PTSの治療は慢性静脈不全の治療に準じ,生活指導(立位・下肢下垂時間減少,減量),弾性ストッキングなどに

よる圧迫療法(第3章10. DVTの理学療法参照),潰瘍再発例や疼痛が強い重症例で腸骨静脈病変を含む症例では腸骨静脈に対するカテーテル治療の適応となる(第3章7.カテーテル治療参照).

図4 DVT の病態の変化(Meissner MH,et al.2009 100)を参考に作図)

急性期

慢性期DVT

炎症反応血栓形成

塞栓化急性PTE

奇異性塞栓症

再疎通

弁逆流

再発PTS正常化

急性閉塞

血栓遺残・狭窄血栓溶解

退縮血管新生

静脈還流障害

腫脹疼痛色調変化

図5 Villalta PTS スコア(Kahn SR,et al.2009 110)を参考に作図)静脈性潰瘍

スコアが15点以上または静脈性潰瘍があれば重症と診断する.

1疼痛2こむら返り3重苦感4知覚異常5掻痒

症状

1前脛骨部浮腫2皮膚硬結3色素沈着4発赤5静脈拡張6下腿圧迫による痛み

所見

なしあり

各項目の評価なし:0点  軽度:1点  中等度:2点  高度:3点

5~9点10~14点15点以上PTS軽症中等症重症