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p.32 抽出テキスト

機序種  類主な作用単独投与

による低血糖のリスク体重への影響主な副作用禁忌・適応外使用上の注意主なエビデンス

インスリン分泌促進系血糖依存性GLP-1受容体作動薬DPP-4 による分解を受けずにGLP-1作用増強により血糖依存性のインスリン分泌促進とグルカゴン分泌抑制低減少胃腸障害,注射部位反応(発赤,皮疹など) 1型糖尿病例,経口糖尿病薬に共通する禁忌例

* 1 SU薬やインスリン

との併用は,低血糖の発症頻度を増加させる可能性があるため,SU薬やインスリンの減量を考慮する心・腎の保護効果がある

血糖非依存性スルホニル尿素(SU)薬インスリン分泌の促進高増加肝障害1型糖尿病例,経口糖尿病薬に共通する禁忌例

* 1 高齢者では低血糖の

リスクが高いため少量から投与開始する2 腎機能や肝機能障害

の進行した患者では低血糖の危険性が増大する

速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)より速やかなインスリン分泌の促進・食後高血糖の改善中増加肝障害1型糖尿病例,経口糖尿病薬に共通する禁忌例

* 1 SU薬とは併用しな

い

インスリン製剤1 基礎インスリン

製剤(持効型溶解インスリン製剤,中間型インスリン製剤) 2 追加インスリン製剤(超速効型インスリン製剤,速効型インスリン製剤) 3 超速効型あるいは速効型と中間型を混合した混合型インスリン製剤4 超速効型と持効

型溶解の配合溶解インスリン製剤超速効型や速効型インスリン製剤は,食後高血糖を改善し,持効型溶解や中間型インスリン製剤は空腹時高血糖を改善する高増加注射部位反応(発赤,皮疹,浮腫,皮下結節など)当該薬剤に対する過敏症の既往例1 超速効型インスリン

製剤は,食直前に投与2 速効型インスリン製

剤は,食前30分前に投与

食事,運動などの生活習慣改善と1種類の薬剤の組み合わせで効果が得られない場合,2種類以上の薬剤の併用を考慮する.作用機序の異なる薬剤の組み合わせは有効と考えられるが,一部の薬剤では有効性および安全性が確立していない組み合わせもある.詳細は各薬剤の添付文書を参照のこと. * 経口糖尿病薬に共通の禁忌例:重症ケトーシス例,意識障害例,重症感染症例,手術前後の例,重篤な外傷例,重度な肝機能障害例,妊婦または妊娠している可能性のある例,当該薬剤に対する過敏症の既往例(日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療ガイド2022-2023,p.40-41,文光堂,2022 198)より)

表13 2 型糖尿病の血糖降下薬の特徴(続き)