GL検索 v0.1.0
画像は 21 ページを描画したものです
page 21

p.21 抽出テキスト

図3高血圧治療ガイドライン2019 における脳心血管病リスク(A)と血圧レベルに基づく高血圧管理計画(B) (日本高血圧学会.高血圧治療ガイドライン2019.2019 74)より)

A.診察室血圧に基づいた脳心血管病リスク層別化

B.初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画

リスク第一層予後影響因子がない

リスク層

リスク第二層年齢(65歳以上),男性,脂質異常症,喫煙のいずれかがある高値血圧130-139 / 80-89 mmHg

血圧分類

低リスク

中等リスク

高リスク

低・中等リスク高リスク*1高リスク低・中等リスク

I度高血圧140-159 / 90-99 mmHg

低リスク

中等リスク

高リスクII度高血圧160-179 / 100-109 mmHg

中等リスク

高リスク

高リスクIII度高血圧≧180 / ≧110

mmHg

高リスク

高リスク

高リスク

リスク第三層脳心血管病既往,非弁膜症性心房細動,糖尿病,蛋白尿のあるCKDのいずれか,または,リスク第二層の危険因子が3つ以上ある

JALSスコアと久山スコアより得られる絶対リスクを参考に,予後影響因子の組合せによる脳心血管病リスク層別化を行った.層別化で用いられている予後影響因子は,血圧,年齢(65歳以上),男性,脂質異常症,喫煙,脳心血管病(脳出血,脳梗塞,心筋梗塞)の既往,非弁膜症性心房細動,糖尿病,蛋白尿のあるCKDである.

*1 高値血圧レベルでは,後期高齢者(75歳以上),両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞がある,または未評価の脳血管障害,蛋白尿のないCKD,非弁膜症性心房細動の場合は,高リスクであっても中等リスクと同様に対応する.その後の経過で症例ごとに薬物療法の必要性を検討する.

高値血圧130-139 / 80-89 mmHg高血圧≧140 / 90 mmHg正常血圧<120 /80mmg

適切な生活習慣

の推奨

1年後に再評価正常高値血圧120-129 /<80 mmHg

生活習慣の修正

3-6ヵ月後に再評価ただちに薬物療法を開始

生活習慣の修正/非薬物療法生活習慣の修正/非薬物療法

おおむね3ヵ月後

に再評価おおむね1ヵ月後に

再評価

十分な降圧がなければ生活習慣の修正/非薬物療法の強化十分な降圧がなければ生活習慣の修正/非薬物療法の強化と

薬物療法を開始