GL検索 v0.1.0
画像は 94 ページを描画したものです
page 94

p.94 抽出テキスト

表66 重症大動脈弁狭窄症患者における大動脈置換施行後と未施行の非心臓手術リスクの比較に関するSummary of findings table

研究デザイン

患者数AVR なし

(コントロール

群) * AVR あり**

(95%CI)相対リスク***

(95%CI)絶対リスク差**

(95%CI)確実性重要度何が起きるか

30 日死亡AS 全体(Luis 2020 386))観察研究傾向スコア・マッチングで

調整

266 2.3% 2.3% (0.48-11.0%)

* 1 (0.21-4.87) 0% (1.8% 少-8.7% 多) C 1 C 3 9死亡が減少するとは言えない4

30 日死亡AS 全体(Taniguchi 2020 385))観察研究調整なし

348 4.3% 0.30% (0-5.0%) 0.07 (0.00-1.17) 4.0% 少(4.3% 少-0.7% 多) D

2 30 日心臓死 AS 全体 (Luis 2020

386))観察研究調整なし

491 2.8% 0.5% (0.06-3.9%) 0.18 (0.02-1.41) 2.3% 少(2.7% 少-1.1% 多) D 3 D

5 9 心臓死が減少 する可能性が ある(有意差 なし)6 30 日心臓死 AS 全体 (Taniguchi 2020

385))観察研究調整なし

348 3.2% 0.29% (0.03-5.0%) 0.09 (0.01-1.57) 2.9% 少(3.2% 少-1.8% 多) D

4 30 日心筋梗塞 (Luis 2020

386))観察研究傾向スコア・マッ

チング

266 3.0% 0.33% (0.3-6.1%) 0.11 (0.01-2.04) 2.7% 少(3.0% 少-3.1% 多) D 7 8急性心筋梗塞が減少する可能性がある(有意差なし)8

30 日心不全(Luis 2020 386))観察研究傾向スコア・マッ

チング

266 15.8% 3.8% (1.5-9.7%) 0.24 (0.09-0.61) 12% 少(14.3% 少-6.2% 少) C 9 8 心不全は減少 する

1 年死亡(Luis 2020 386))観察研究傾向スコア・マッ

チング

266 24.1% 12.8% (7.5-22%) 0.53 (0.31-0.91) 11% 少(16.6% 少-2.1% 少) C 10 9 1 年死亡は減 少する

*対照研究の発症率** コントロール群の発症率と相対リスクから計算*** Review Manager により得た値1,9,10 観察研究で,傾向スコア・マッチングしており,C とした. 2,3,4 背景調節なしであり,95%CI 幅も広いため1グレードダウンしD とした. 5 2 つの研究ともにD であり,D を採用した. 7 傾向スコア・マッチングをしているものの95%CI の幅が広いため1 グレードダウンし,D とした. 4 Taniguchi らの報告では,年齢調整せず,RR の95%CI は1 を含んでいた.Luis らの報告は,PMS しており,死亡率は差がなく,死亡率はAVR で低下しないとした. 6 心臓死ではRR の 95%CI は1 を含んでおり,有意差はないものの,2 つの研究で点推定が1 を大幅に下回っており「心臓死が減少する可能性がある」と表現した. 8 急性心筋梗塞に関しては,RR の95%CI は1 を含んでおり,有意差はないものの,点推定は大幅に1 を下回っており,「急性心筋梗塞が減少する可能性がある」と表現した. (Taniguchi T, et al. 2020

385), Luis SA, et al. 2020 386) より作表)

が不安定化することもある.厳重なモニター,早期介入が必要である.安定化が確認されるまで,術後はHCU, ICU やそれに準じた場所での管理が望まれる. L 監視と評価

可能性のある監視と評価として以下のものがある. AVR を先行させた場合,その死亡率,合併症発症率,

それが原因で非心臓手術が施行できなかった割合,出血,血栓症の合併率.

非心臓手術を先行させた場合,術後短期,長期の死亡率,心臓死亡率,急性心筋梗塞発症率,心不全発症率,