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p.120 抽出テキスト

に分けられる.瘤に対する術式として瘤切除や縫縮,空置があげられるが,直逹手術では術中の坐骨神経損傷に注意を要する.完全型で浅大腿動脈の発達が不良な場合には,瘤の処置に加えて下肢への血行を確保するためにバイパス術が必要である.最近では,コイルやプラグによる塞栓術やステントグラフト内挿術などの血管内治療も行われており1144, 1145),良好な手技成功率や短期成績が報告されている1146)が,長期的な耐久性が今後の課題である.

下肢虚血に対する血行再建では,外腸骨–大腿動脈系の発達の程度に応じて至適な中枢側吻合部位を決定することが重要である.総大腿動脈が低形成で径が細い場合には,十分な血流を確保できる総腸骨・内腸骨動脈を選択し,同部が正常に発達していれば大腿–膝窩動脈バイパスを行う.