p.97 抽出テキスト
弁の内側に経カテーテル的に人工弁を留置するvalve-inringあるいはvalve-in-valveテクニックが用いられる758- 762).この手技では,経静脈的にMelody弁やSAPIEN弁が留置される.近年では,治療歴のないnativeな三尖弁に対する経カテーテル三尖弁置換術も試みられている. 経カテーテル三尖弁輪形成術としては,Cardiobandシステム763)を用いてpartial bandを三尖弁輪に留置し,弁輪 を絞めることで三尖弁逆流を減少させる方法が主である. Cardiobandは,経カテーテル三尖弁治療のデバイスとしては初めてCEマークを取得した(2018年4月)Cardiobandを用いた経カテーテル三尖弁輪形成術の安全性・有効性については,現在,TRI-REPAIR studyによって検討が行わ 人工弁 人工弁人工弁 人工弁 a. 経大腿静脈での順行性経中隔アプローチ c. 経心尖部アプローチ 図20 経皮的PVL 閉鎖術赤い矢印はシースとデバイスの挿入方向を示すd. 経大腿もしくは上腕動脈の逆行性アプローチ b. 経大腿動脈での逆行性経大動脈弁アプローチ 下大静脈→右房→左房を経由して僧帽弁輪にあるPVLに到達する順行性経中隔アプローチ(下大静脈経由) 心尖部→左室を経由して僧帽弁輪にあるPVLに到達する心尖部アプローチ(心尖部経由)大動脈から人工弁輪にあるPVLに到達する逆行性アプローチ(大動脈弁経由) 大動脈→左室を経由して僧帽弁輪にあるPVLに到達する逆行性アプローチ(大動脈弁経由)