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p.91 抽出テキスト

2017年改訂版」では,一次性MRに関しては,重症でエコー基準を満たし,手術不能あるいは高リスクとハートチームにより判断された患者において考慮されうる(クラスIIb,レベルC) 581).二次性MRに関しては,最適な薬物治療(適応があれば心室再同期療法含めて)にも関わらず症状を有し,LVEFが30%以上の重症例であり,エコー基準を満たし,手術リスクが低くなく,血行再建の適応がない場合に考慮されうる(クラスIIb,レベルC).LVEFが30%未満の場合は,個々の患者の状況に応じて補助人工心臓あるいは心移植につき慎重に評価したのち,考慮されう

る(クラスIIb,レベルC).また,本治療法の実施にあたり,循環器内科,心臓外科を含めた関連する複数の専門医により構成されたハートチームが必要であると記載されている.

米国では,2013年に外科的治療が高リスクで困難とされる変性性弁逸脱によるMRに対し,MitraClip ®の臨床使用をFDAが承認した.また,2014年の“AHA/ACC Guideline for the Management of Patients With Valvular Heart Disease”に本治療法をとりあげた582).経カテーテル治療に

図17 MitraClip ® G4 システムの全体像と4 種類のクリップ

図18 MitraClip ® システムの挿入からクリップの固定方法(Feldman T, et al. 2011722)より) "Reprinted from J Am Coll Cardiol., 63(20), Feldman T, Young A., 2057-2068., Copyright (2014) by the American College of Cardiology Foundation, with permission from Elsevier. https://www.sciencedirect.com/journal/journal-of-the-americancollege-of-cardiology"

4 種類のクリップ

Clip delivery system (CDS)

Stabilizer

Clip

Steerable guide catheter (SGC) Gripper line