p.57 抽出テキスト
可能であるが,braided shaftのほうがより容易である448). Vascular Plugは,経皮的に動静脈に留置することにより血流を遮断させる血管塞栓用デバイスである.金属コイル単独では塞栓が難しいとされる血管径が大きく高流量の血管に塞栓効果が期待できる.Vascular Plugの適応基準と適応除外基準を表48に示す.心臓および頭蓋内血管は適応除外となるため,弁周囲漏出閉鎖,PDAなどには適応とならない.海外からは,適応外での使用がいくつか報告されている164, 449-452). 2.2.2適応(表47) Vascular Plugの使用方法は以下のとおりである. ・血管造影にて塞栓予定部位の血管径を計測し,デバイ スのサイズを決定する.AVPのサイズ選択は留置血管径の30~50%増が推奨されている.・適合サイズのシース/ガイディングカテーテルが目的 部位まで挿入できることを確認する.・適合シース/ガイディングカテーテル内にAVPを挿入 し,塞栓部位まで誘導する. 2.2.3 使用方法 表47 Vascular Plug に関する推奨とエビデンスクラス 推奨クラスエビデンス レベル 2 mm 以上の血管性病変の閉塞では, Vascular Plug を使用する. I C表48 Vascular Plug の適応基準と適応除外基準 適応基準 1血管性病変の閉塞術: 動静脈奇形,動静脈瘻,動脈瘤など. 2血流改変術: 胃十二指腸動脈,内腸骨動脈など. 3出血性病変に対する止血術.適応除外基準 1留置血管径が2 mm未満. 2心臓および頭蓋内血管(弁周囲漏出閉鎖,PDAなどには適応 とならない). 表46 わが国で承認されているAVP AVP AVP II AVP 4 Configuration Single lobar plug Tri-lobar plug Bilobar plug (lower profile) Sheath(Fr) 4~6 4~7 4~5 Guiding catheter 5~8 5~9 4~5 Diameter(mm) 4~16 3~22 4~8 Increments(mm) 2 2 1 Length (mm) 7~8 6~18 10~13.5 AVP AVP II AVP 4 図8わが国で使用可能なAVP (Wang W, et al. 2012443)より改変) Reprinted by permission from Springer Nature Customer Service Centre GmbH: Springer Science Business Media, Cardiovasc Intervent Radiol. 2012;35(4):725-40., (c) 2012 Springer Science+Business Media, LLC and the Cardiovascular and Interventional Radiological Society of Europe (CIRSE)