p.11 抽出テキスト
応を当ガイドラインとして明らかにすることを目的にCQを作成した.ここでは従来の推奨クラス分類とエビデンスレベルだけではなく,Minds分類に基づいた推奨グレードとエビデンス分類を示した(表3,4) 2).他の日本循環器学会ガイドラインより引用した推奨クラスとエビデンスレ ベルにMinds推奨グレードとMindsエビデンス分類の記載のある場合は,それも含めて引用した。 表1 推奨クラス分類 クラスI手技・治療が有効・有用であるというエビデンスがある,あるいは見解が広く一致している. クラスIIaエビデンス・見解から,有効・有用である可能性が高い. クラスIIbエビデンス・見解から,有効・有用性がそれほど確立されていない. クラスIII No benefit手技・治療が有効・有用でないとのエビデンスがある,あるいは見解が広く一致している.クラスIII Harm手技・治療が,有害であるとのエビデンスがある,あるいは見解が広く一致している. 表2 エビデンスレベル レベルA複数の無作為臨床試験またはメタ解析で実証されたもの.レベルB単一の無作為臨床試験または大規模な無作為でない臨床試験で実証されたもの.レベルC専門家および/または小規模臨床試験(後ろ向き試験および登録を含む)で意見が一致したもの.表3 Minds 推奨グレード グレードA強い科学的根拠があり,行うよう強く勧められる. グレードB科学的根拠があり,行うよう勧められる. グレードC1科学的根拠はないが,行うよう勧められる. グレードC2科学的根拠はなく,行わないよう勧められる. グレードD無効性あるいは害を示す科学的根拠があり,行わないよう勧められる.推奨グレードは,エビデンスのレベル・数と結論のばらつき,臨床的有効性の大きさ,臨床上の適用性,害やコストに関するエビデンスなどから総合的に判断される(Minds 診療ガイドライン選定部会監修.福井次矢他.医学書院.p.16. 2007 2)より) 表4 Minds エビデンス分類(治療に関する論文のエビデンスレベルの分類) Iシステマティック・レビュー/ ランダム化比較試験のメタアナリシス II 1 つ以上のランダム化比較試験 III非ランダム化比較試験 IVa分析疫学的研究(コホート研究) IVb分析疫学的研究(症例対照研究,横断研究) V記述研究(症例報告やケースシリーズ) VI患者データに基づかない,専門委員会や専門家個人の意見(Minds 診療ガイドライン選定部会監修.福井次矢他.医学書院.p.15. 2007 2)より)