GL検索 v0.1.0
画像は 18 ページを描画したものです
page 18

p.18 抽出テキスト

被写体からの散乱線を加味した空気カーマ率を測定する.医療被ばく研究情報ネットワークの「DRLs 2015」29)もこの配置での測定値が用いられ,日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構でも装置管理に有用と推奨している.この2とおりの測定方法の違いを把握し,装置表示AK値と散乱線を考慮した入射表面線量の関係を理解しておくことが,臨床でのAK値とPSDとの関係を理解することにつながると考える. 2.1.2 CT検査室

表7 CT 検査室における患者の被ばく線量管理に関する推奨とエビデンスレベル

推奨クラスエビデンス

レベル

CT 線量指数(CTDI)および線量- 長さ積(DLP)による線量管理を行う43–45). I B

図9 放射線線量構造化レポートを基にした線量分布表示(EIZO株式会社 提供)図10 リアルタイム線量分布と最大皮膚線量の表示

(キヤノンメディカルシステムズ株式会社 提供)

最大入射皮膚線量

照射野内の最大入射皮膚線量

アイソセンター

国際電気標準会議(IEC)の

規格による方法わが国における一般的な方法

15 cm

X線管

焦点アクリル

20 cm

寝台

線量計

FPD

アイソセンター

15 cm患者照射基準点(IVR-P)

X線管

焦点アクリル

20 cm

寝台線量計

FPD

図11 患者照射基準点(PERP)での線量測定における幾何学的配置焦点–検出器(フラットパネルディテクター:FPD)間距離は各施設で臨床に用いられている距離で測定する.ただし,多くの施設は100 cmで測定している(日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構,2016年度装置基準線量報告)ことから,100 cmで測定すると他施設との線量比較が容易である. (IEC. 2010 42), 医療放射線防護連絡協議会. 2004 33) より作図)