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p.34 抽出テキスト

図25 感染性大動脈瘤不整な形態をした嚢状の大動脈瘤を認め(↑),短期間に急速拡大している.近傍には膿瘍と思われる被包化液体貯留を認める(▲). 5 日後

造影CT(初回検査) 3 日後

図26 外傷性大動脈瘤胸部下行大動脈に嚢状動脈瘤を認め,外傷性大動脈瘤が示唆される(↑).

造影CT 横断像造影CT MPR 像

図27 大動脈十二指腸瘻腹部大動脈瘤が十二指腸粘膜層に穿破し,粘膜下血腫を形成(↑).

造影CT 横断像

図24 炎症性大動脈瘤腹部大動脈瘤を覆うように前側方に軟部陰影を認め,同部は造影後期相にて淡く濃染している(↑).

造影CT 後期相

単純CT造影CT 早期相

contained(sealed)rupture,破裂の危機があるが破裂はしていない切迫破裂に分類できる.frank ruptureの場合, TAAでは血腫が縦隔内,胸腔内,心腔内へ,AAAでは後腹膜腔内,腹腔内へ広がる(図29).ただし,食道,気管支,腸管,下大静脈などに穿破した場合は血腫を認めないことがあるので,注意が必要である.また,破裂部位を造影剤の血管外漏出像として同定できることもある(図29).

瘤周囲の血腫により大動脈後壁が不明瞭化し,血腫と一塊となった瘤が椎体に覆い被さるように認められる所見は,「draped aorta sign」と呼ばれ,contained ruptureを示唆する所見である131)(図30).この場合,瘤の形状は不整であり,瘤の辺縁は炎症反応が生じることから瘤と接する