p.27 抽出テキスト
実施されており,クラスIとした. 表13におけるその他のポイントは,病変の重症度評価,糖尿病(DM)合併,ハートチームの3点にある. 過去のエビデンスは一貫して,冠動脈病変の重症度評価が治療方針決定の重要な因子であることを示している.これまで冠動脈病変の重症度は病変枝数で評価され,この分類がガイドラインでも多用されてきた.しかし,病変部 位や病変形態をも加味したSYNTAXスコアが提案され,冠動脈病変の重症度を表す最も堅固な指標として認識されるようになった142–144). そこで本ガイドラインにおいても,多枝病変やLMT病変の重症度評価はSYNTAXスコアで統一することとした. 表13 安定冠動脈疾患の血行再建に関する推奨とエビデンスレベル PCI CABG推奨クラスエビデンス レベル推奨クラスエビデンス レベル 本表で推奨クラスIIb/III の症例についてのハートチーム・カンファレンスI C I C リスク評価(SYNTAX スコア,STS リスクモデル,JapanSCORE) I B I B ad hoc PCI IIb C ― ― 1 枝病変左前下行枝(LAD)近位部病変なしI C IIb B LAD 近位部病変ありIIa C I C 糖尿病を合併しない2 枝病変/3 枝病変SYNTAX スコア≦22 I B I A SYNTAX スコア23~32 IIa B I A SYNTAX スコア≧33 III B I A 糖尿病を合併する2 枝病変/3 枝病変SYNTAX スコア≦22 IIa B I A SYNTAX スコア23~32 IIb B I A SYNTAX スコア≧33 III B I A 非保護の左主幹部(LMT)病変SYNTAXスコア≦22 2 ステントを要しない分岐部病変I B I A 2 ステントを要する分岐部病変IIb B SYNTAXスコア23~32 2 ステントを要しない分岐部病変IIa B I A 2 ステントを要する分岐部病変IIb B SYNTAX スコア≧33 III B I A 低心機能(LVEF <35%) IIb C I B