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p.79 抽出テキスト

とで予防が可能である840).

AMI 後の心破裂の発生率は再灌流療法時代になり減少はしているが,死亡率は依然として高い(詳細は「8. 機械的合併症の評価と治療」参照).また,AMI 発症から再灌流療法が遅れた患者や再灌流療法非施行患者では,心破裂の危険性により留意する必要がある.ST 上昇が持続ま

たは再上昇を示す患者,心膜液が進行性に増加する患者では心破裂の危険性が高いと考えられ,リスクが持続する発症9 日目までは,血圧上昇を伴う積極的な運動療法は控える233).

表73 急性心筋梗塞クリニカルパス(国立循環器病研究センター例)

病日10日パスPCI 当日2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目9日目10日目

14日パス8~10日目11~13日目14日目

達成目標• 急性心筋梗塞およびカテーテル検査に伴う合併症を防ぐ• 急性心筋梗塞に伴う合併症を防ぐ• 心筋虚血が起きない• 心筋虚血が起きない• 服薬自己管理ができる• 退院後の日常生活の注意点について知ることができる• 心筋虚血が起きない• 退院後の日常生活の注意点について理解できる• 亜最大負荷で虚血が起きない• 退院後の日常生活の注意点について言える

退院

安静度圧迫帯除去

後,床上自由室内自由負荷合格後

トイレまで歩行可200 m 病棟内自由

(200 m × 3 回/ 日歩行を促す)亜最大負荷試験合格後は入浴可および院内自由

リハビリテーション棟でリハビリ実施

清潔• 洗面介助• 全身清拭• 洗面は室内洗面台使用• 全身清拭・洗髪・足浴• 洗面は室内洗面台使

用• 清拭は背部のみ介

助・洗髪• シャワー浴

患者教育• 急性心筋梗塞パンフ

レット・患者用パスに基づき説明安静度・二重負荷回避症状出現時のナースコール• 排便コントロール• 安静度,二重負荷回避,排便コン

トロールについて説明• 心臓リハビリテーションについて説明• 日常生活上の注意点について説明• 服薬指導・内服自己管理• 緊急受診方法• 発作時の対処方法• 服薬・食事・禁煙に

ついて説明• 指導内容を確認

処置・負荷試験10日

パス• 採血(CK 最高

値到達まで3 時間ごと) •ECG(6 時間ごと) • 心エコー• ヘパリン持続• シース抜去• 圧迫帯除去• 採血• ECG(6 時

間ごと) • 心エコー• ヘパリン終了• 尿カテー

テル抜去• ECG(1

回/ 日) • 50 m 歩行負荷試験• ECG(1

回/ 日) • 2 0 0 m

歩行負荷試験5日目6日目7日目8日目9日目

• ECG(1回/ 日) • 心臓リハ

ビリテーションエントリーテスト• ECG(1 回/ 日)7 日目まで• 心臓リハビリ室で運動療法(非エントリー例で

はマスターシングル試験またはシャワー浴負荷試験)

14日パス5日目6日目7日目8~10日目11~13日目

• ECG(1 回/ 日) • 心臓リハビリテーションエントリーテスト(非エントリー例では6 日目に500 m 歩行負荷試験) • ECG(1 回/ 日)7 日目まで• 心臓リハビリ室で運動療法(非エントリー例ではマスターシングル試験またはシャワー浴負荷試験)