p.83 抽出テキスト
検査技師会の4 団体からなる協議会で運営されている。輸血検査歴が3 年以上あり、検査業務の経験が通算5 年以上ある者で、指定施設研修(病院研修と日本赤十字社血液センター研修)を修了し、さらに合同研修会を受講した技師が受験対象となる。認定試験は、筆記試験と実技試験であり、いずれも合格した技師が認定技師となる。更新は5 年ごとで、2025 年4 月現在で認定技師数は1,784 名、指定施設数は病院が130 施設、日本赤十字社血液センターが32 施設である。 3) 学会認定・自己血輸血医師看護師制度2009 年に適正で安全な自己血輸血を推進する看護師の育成を目的とし、日本輸血・細胞治療学会と日本自己血輸血・周術期輸血学会との共同で設立した。2014 年度に「貯血式自己血輸血管理体制加算」が保険収載されたことに伴い、責任医師も含めた現在の認定制度に変更された。認定看護師は筆記試験があり、合格した看護師が認定を取得する。一方、責任医師は、学会会員、教育セミナーの参加、貯血式自己血輸血管理、自己血輸血関連の論文など必要な条件を満たした医師が取得することが出来る。更新は医師、看護師ともに5 年ごとである。2025 年4 月現在、責任医師数が382 名、認定看護師数が1,018 名である。 4) 学会認定・臨床輸血看護師制度安全な輸血療法を実践するには、医療現場で活躍する看護師の役割が重要と考える。本制度は、2010 年に発足し、輸血に関する正しい知識と的確な輸血看護により、輸血の安全性の向上に寄与することができる看護師の育成を目的とする。本制度は、日本輸血・細胞治療学会、日本外科学会、日本産科婦人科学会、日本麻酔科学会、日本血液学会の5 団体からなる協議会で運営されている。受験対象は、輸血治療を行っている施設に勤務し、3 年以上の臨床経験を有し、かつ所属長と輸血責任医師の推薦が得られていることが条件である。講習会参加、筆記試験、指定施設での研修を得て認定看護師となる。更新は5 年ごとで、2025年4 月現在、看護師数が1,442 名、研修指定施設数が110 病院である。 5) 学会認定・アフェレーシスナース制度血液成分分離装置を用いて行われるアフェレーシスは、末梢血幹細胞、リンパ球、血小板などの採取で広く行われ、看護師が従事している。一方、アフェレーシスには危険性を伴う医療行為である。本制度は、アフェレーシスの正しい知識を有し、安全性の向上に寄与することができる看護師を育成する目的で、2010