GL検索 v0.1.0
画像は 81 ページを描画したものです
page 81

p.81 抽出テキスト

き手順書・実施記録や判定基準は日本輸血・細胞治療学会のホームページに公表されているので参照されたい。

1) 評価方法

I&A では「輸血療法実践ガイド」、「輸血用血液製剤保管管理ガイド」等に準じた標準的な輸血医療が実践されているかを評価する。従って、病床規模によらず全ての病院が対象となる。また、日本での輸血状況に精通した視察員が視察するため、現実的に可能なレベルでの改善が推進されるという特徴もある。認定の更新は5 年毎にあり、最新の指針に基づいた輸血療法にも意識が向けられ、促進されてゆくことになる。本制度で重視している事項を以下に挙げておく。

a) 輸血管理体制と輸血部門

医療機関には輸血療法委員会と輸血部門を設置する。適正使用のための指標を設定して検討する。

b) 輸血用血液製剤管理

輸血用血液製剤は輸血部門において適正な入出庫や在庫管理と照合管理を行う。輸血用血液製剤は常時適正な温度範囲で保管する体制を構築する。

c) 輸血検査

輸血部門は安全な輸血に必要な輸血検査の24 時間体制を構築する。ABO、RhD 血液型検査は異なる時点で採血した検体を用いて2回実施し決定する。

d) 輸血実施

輸血の実施は患者の同意に基づいて安全かつ適正に実施する。実施担当者は必要な照合(2 名で交互に照合確認)と患者管理を行う。

e) 副反応の管理・対策

輸血副反応の発生状況を把握し、その診断・治療のためのシステムを整備し、防止態勢を構築する。

f) 輸血用血液の採血

同種血採血は特殊な場合を除いて行わない。自己血採血は安全を確保して患者の同意に基づいて行う。特にVVR などの採血時副反応に対する緊急時対応策を講じておく。