p.80 抽出テキスト
transfusion. Br J Haematol 2013;160(4):421-33. 12 藤田 浩, 池上 正純, 奥田 誠, 他. 血液製剤の院内分割マニュアル 改訂3.0. 日本輸血 細胞治療学会誌 2024;70(3):400-405. 13 厚生労働科学特別研究事業「へき地・離島等での血液製剤の有効利用のための研究」 令和 6年度 総括・分担研究報告書. https://www.mhlw.go.jp/content/11127000/001300966.pdf (2025 年10 月現在). 14 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課長、厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課長通 知.緊急時に輸血に用いる血液製剤を融通する場合の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第24 条第1 項の考え方及び地域の実情に応じた血液製剤の安定供給に係る取組事例について.(令和3 年3 月31 日). https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc5817&dataType=1&pageNo=1 (2025年10 月現在). V その他の取り組み 輸血療法の安全性を高め、適正使用を促進するための取り組みとして、輸血機能評価認定制度、日本輸血・細胞治療学会の認定制度、院内および合同輸血療法委員会が挙げられる。いずれも輸血療法を取り巻く環境の変化や最新のガイドラインに沿って、改善を促す効果が期待されるため、積極的な活用が望まれる。 1 輸血機能評価認定(I&A:Inspection&Accreditation) 本制度は医療機関での輸血療法の安全性向上と適正使用の推進を図るためのプログラムである。目的は輸血医療の課題を指摘し、その改善を促すことにある。日本にはISO15189 や病院機能評価等の輸血療法の外部監査システムが存在する。しかし、評価対象としているのは前者では輸血検査、後者では輸血療法の根幹となる部分であり、重要事項を網羅した輸血療法の外部評価はI&A のみである。具体的には、日本輸血・細胞治療学会の認定制度の資格を持つ視察員が施設を訪問し、1 日をかけて輸血管理部門や輸血療法を実施している部署の担当者と面談すると共に実際の業務内容を視察して評価を行う。確認項目は認定事項33項目と重要事項47 項目の計80 項目である(2025 年時点)。視察時に準備すべ