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使用が推奨されない主な病態d) 循環血液量減少性ショック 晶質液と比較して優位性がなく推奨されず、第一選択は晶質液である[1A]。ただし、死亡率や人工呼吸管理日数の改善が見込まれるため、病態を考慮した上での膠質液(アルブミン製剤またはHES)の使用が提案される[2B]。 e) 敗血症・敗血症性ショック 晶質液と比べて死亡率改善は認められず推奨されない[1B]。敗血症の初期治療ではアルブミン製剤ではなく晶質液を使用し、大量の晶質液輸液が必要な場合に限り循環動態を安定させる目的でアルブミン製剤を使用することが提案される[2C]。 f) 難治性の浮腫・肺水腫を伴うネフローゼ症候群 一過性効果のみで腎機能障害を増悪する可能性があり、緊急時以外は推奨されない[2D]。g) 循環動態が不安定な血液透析等の体外循環 血液透析時の低血圧には基本的に推奨されない[2C]。 h) 重症熱傷 死亡率改善は不明で推奨されない[2C]。総輸液量減少や腹腔内圧上昇の抑制、合併症予防を目的とする場合に等張性電解質輸液にアルブミン製剤を併用することが考慮される。 i) 低蛋白血症に起因する肺水腫あるいは著明な浮腫 利尿薬無効時に考慮されるが根拠不十分で推奨されない[2B]。 g) 頭部外傷・脳虚血 予後悪化や有害事象増加のため推奨されず、原則使用しない[1B/1A]。 h) 人工心肺を使用する心臓手術(成人) 人工心肺時間が短く全身状態が良好な場合は推奨されない[2B]。 4) 投与量 必要投与量を算出し、通常2-3 日間で分割投与する。成人65kg の例では25%