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p.57 抽出テキスト

5) 効果の評価

不適切な使用を避けるため、凝固因子欠乏の場合はPT、APTT、フィブリノゲン濃度の確認を行う。TTP の場合は血小板数を確認する。予測上昇凝固因子活性値(%)

=(FFP の投与量(mL)×血中回収率(%))/ 循環血漿量(mL)

循環血漿量= 体重 x 40mL

6) 不適切な使用

膵炎・熱傷の治療に有効であるというエビデンスはない。

7) 使用上の注意

凍結状態のFFP バックは衝撃により破損し易く取り扱いに注意を要する。30~37°Cで解凍するが、不十分な解凍は凝集塊(クリオプレシピテート)を生じる可能性があるため、解凍機に示された時間を遵守することが重要である。

FFP には蕁麻疹などの副反応が約1%で生じうる。稀ではあるがTRALI、TACO、感染症などの副反応も生じる可能性がある。

4 アルブミン製剤

1) 製剤の使用目的

アルブミン製剤は血漿膠質浸透圧を維持することにより、循環血液量を確保する目的で投与される。

2) 適応の現状

20~25%高張と5%等張製剤があり、等張製剤は循環血液量減少性ショックや熱傷時の補充に、高張製剤は腹水を伴う肝硬変や肺水腫治療に適応となる。代用血漿剤が使用できない場合に選択される。急性期に目標アルブミン値を設定しても有効性は示されておらず、単なる低アルブミン血症では適応とならない。