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射線照射血ではリスクが高いため、保管期間の短い製剤やカリウム吸着フィルター使用が有効 低Ca・低Mg 血症保存液中のクエン酸がキレート作用を示 す。特に肝障害患者では代謝遅延により重症化しやすく、補正が必要 低体温アシドーシス大量出血時に冷えた製剤や薬剤を急速投 与することで発症凝固機能に悪影響を及ぼすため、加温輸血装置や保温が必要 表3 輸血後GVHD・輸血後鉄過剰症・輸血関連免疫修飾 種別原因・症状対策輸血後GVHD HLA 一方向適合の症例でT 細 胞が生着・攻撃する致死的だが、放射線照射の導入 で発症は防止されている 輸血後鉄過剰症慢性輸血患者で体内に鉄が蓄 積し、肝・心・内分泌系障害を引き起こすフェリチン値500ng/mL 以上 かつ20 単位以上の赤血球輸血で診断し、フェリチン値1000ng/mL 以上ではデフェラシロクスなどの鉄キレート療法を開始する 輸血関連免疫修飾(TRIM)赤血球輸血は静脈血栓症、術 後感染、腫瘍再発、早期死亡のリスクを高める自己血輸血での回避が推奨 5 自己血輸血 自己血輸血は、大別して「貯血式」「希釈式」「回収式」の三つの主要方式に分類される(表1)。それぞれの方式は、目的、採血のタイミング、必要な設備、そして臨床的な特性が大きく異なる23)。 1) 貯血式自己血輸血 貯血式は、簡便であるため多くの医療機関で実施されている。この手法は、輸