GL検索 v0.1.0
画像は 14 ページを描画したものです
page 14

p.14 抽出テキスト

る。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A 液)を含有している。なお、血小板1 単位とは、血小板数0.2×1011個以上を指す。

照射濃厚血小板HLA-LRBS「日赤」は、血小板減少を伴う疾患で、抗HLA 抗体を有し、通常の血小板製剤では輸血効果が認められない患者に使用される。患者のHLA 型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差適合試験に適合する)献血者から成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射した製剤である。

血小板製剤に対しては、2025 年7 月30 日から、細菌スクリーニングが導入されており、採血後40 時間以上待機保管した原料血液(洗浄血小板の場合は24時間以上待機)から検体を採取し、血液培養自動分析装置にて24 時間培養して陰性と判定された後に供給を行う。有効期間は採血後6 日間となっている。ただし、洗浄血小板は、採血2 日目または3 日目に洗浄し、有効期間は製造後48時間(採血後4 日間を超えない)であるため注意が必要である。

いずれの血小板製剤も、20~24°Cで振盪しながら保管する。

c) 血漿製剤

血漿製剤は、全血採血由来と成分採血由来の製剤があるが、いずれもFFP として供給されている。

新鮮凍結血漿-LR「日赤」480 は、成分採血により白血球の大部分を除去して採取した新鮮な血漿を凍結したものである。成分採血時に添加される血液保存液 (ACD-A 液)を含有しており、総量として480 mL 程度となっている。なお、新鮮凍結血漿-LR「日赤」240 は、血液保存液(CPD 液)を56 mL 混合した血液400 mL から白血球の大部分を除去し分離した新鮮な血漿を凍結したものである。新鮮凍結血漿-LR「日赤」120 は、血液200 mL に由来する。

いずれの製剤も-20°C以下で保管され、有効期間は採血後1 年間であるが、医療機関には日本赤十字社血液センターで6 か月の貯留保管後に供給されている。新鮮凍結血漿への放射線照射は行われていない。

3) 安全性対策

輸血用血液製剤の安全性確保のため、献血の現場、献血後の血液検査・製造の各段階で様々な対策が取られている。

まず、献血会場に来所した全ての献血者に対して、問診が行われている。問診