p.396 抽出テキスト
CQ1 がん疼痛のある患者に対して、アセトアミノフェンの投与は推奨されるか? 表1 研究の一覧表 文献研究デザインP I C O 1)Israel, 2010ランダム化(盲検、クロスオーバー)経口モルヒネ換算200 mg/日以上を服用している患者(n=31)アセトアミノフェン(1000 × 4 = 4000 mg)プラセボ疼痛強度(NRS)平均値の差、突出痛いずれも2 群間に差なし 2)Cubero, 2010ランダム化、(盲検)固定用量のモルヒネを1 週間服用したがん患者(n=50)メサドン+アセトアミノフェン(750 × 4 = 3000 mg)メサドン+プラセボ疼痛強度(NRS)の平均の差は両群間に差はない 3)Axelsson, 2003ランダム化、クロスオーバー徐放性オピオイドにてNRS4 未満に痛みが安定している進行がん患者(n=49)アセトアミノフェン(1000 × 4 = 4000 mg)プラセボ疼痛強度(NRS)は両群間に差はない 4)Nikles, 2016ランダム化(盲検、クロスオーバー)中等度から高度な慢性疼痛(BPI スコア3以上)を有するオピオイド(コデイン、トラマドールを除く)服用中の進行がん患者(n=7)アセトアミノフェン(1330mg × 3= 3990 mg/day)プラセボBPI(Brief Pain Index)のクロスオーバー前後の差が0.2-0.3 で差はない(統計学的検討なし) 5)Stockler, 2004ランダム化(盲検、クロスオーバー)強オピオイド(経口モルヒネ換算の中央値200mg/日)使用も持続痛を有するがん患者(n=30)アセトアミノフェン(1000 × 5 = 5000 mg/day)プラセボ VNS(verbal nurmeric scale)の平均値が差が0.4 (p=0.03) VAS の平均値の差が0.6 (p=0.09)