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p.149 抽出テキスト

解 説本臨床疑問に関する臨床研究としては,ランダム化比較試験が4 件ある。▋がん疼痛の緩和オピオイドが投与されていないがん患者の神経障害性疼痛(1 件),オピオイドが投与されているがん患者を含む神経障害性疼痛(2 件),オピオイド難治性疼痛(1件)が対象であった。リドカイン静注(3 件),リドカイン軟膏(1 件)が投与されていた。すべての研究で(4 件),リドカインは単回投与で鎮痛効果を評価していた。リドカイン静注はプラセボより鎮痛効果がある(1 件),ない(2 件)研究があった。リドカイン軟膏はプラセボより鎮痛効果があった(1 件)。▋QOL,有害作用QOL を評価した研究はなかった。有害作用が評価された研究では,眠気,口唇のしびれ,ふらつき,耳鳴り,頭痛,アロディニアの一過性の悪化が認められた(3 件)。対照薬(プラセボ)と比較した研究では差はなかった(1 件)。▋バイアスリスクランダム化の方法の記載なし(1 件),割り付けの隠蔽(コンシールメント)の方法の記載なし(1 件),参加者と医療者の盲検化の記載なし(2 件),アウトカム測定者の盲検化の記載なし(2 件),アウトカム不完全報告(脱落率5~20%:2 件),選択的アウトカム報告(結果が記載されていないアウトカムがある:1 件),その他のバイアス(単施設研究:4 件)を認めた。

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これまでの研究では,オピオイドが投与されているがん疼痛(神経障害性疼痛)に対して,抗不整脈薬(リドカイン)はプラセボと比較して,鎮痛効果と有害作用の結果は不一致であった。単回投与の研究を本ガイドラインでは採用せざるを得なかったため,鎮痛効果や治療効果は臨床疑問に直接対応しているとはいえない。しかし,抗不整脈薬(リドカイン)の鎮痛効果が得られる,一部のがん疼痛のあ

CQがん疼痛のある患者に対して,オピオイドに加えて,抗不整脈薬の投与は推奨されるか?

オピオイドが投与されているにもかかわらず,適切な鎮痛効果が得られていない,がん疼痛(神経障害性疼痛)のある患者に対して,オピオイドに加えて,鎮痛補助薬として抗不整脈薬の併用を条件付きで推奨する。

(弱い推奨,弱い根拠に基づく)オピオイドを増量しても,十分な鎮痛効果が得られない,または有害作用

のため,オピオイドを増量できないとき。

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推 奨

2C条 件