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p.147 抽出テキスト

解 説本臨床疑問に関する臨床研究としては,ランダム化比較試験が8 件ある。すべての研究で,強オピオイド(モルヒネ,オキシコドン)がすでに投与されている患者(6 件),オピオイドが未投与の患者(1 件),記載なし(1 件)を対象に,抗痙攣薬の鎮痛効果を比較した研究であった。▋がん疼痛の緩和ガバペンチノイドを投与したほうが,鎮痛効果が良く(4 件),オピオイドの投与量が少なかった(2 件)。プレガバリンの治療効果がなかった研究(1 件)もあった。フェニトインとブプレノルフィンの舌下投与を併用した研究(1 件)では,鎮痛効果は良かったが,フェニトインのみの治療効果は判定できなかった。▋QOL,有害作用QOL を評価した研究(2 件)では,3 カ月後のQOL が改善した(1 件),変わらなかった(1 件)研究があった。有害作用が評価された研究(8 件)では,プレガバリン,ガバペンチン群で口渇,眠気,めまいを認めた(検定なし)(4 件),オピオイド単独投与群と比較して差がなかった(1 件),少なかった(3 件)研究があった。▋バイアスリスクランダム化の方法の記載なし(5 件),両群の背景因子に差がある(1 件),割り付けの隠蔽(コンシールメント)の方法の記載なし(6 件),参加者と医療者の盲検化なし(5 件),アウトカム測定者(患者)の盲検化が内容から判断できない(5 件),アウトカム不完全報告(脱落率5~20%:3 件,20%>:3 件),選択的アウトカム報告(結果が記載されていないアウトカムがある:1 件),その他のバイアス(単施設研究:3 件,製薬会社の資金:2 件,研究資金が不明:1 件)を認めた。

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これまでの研究では,強オピオイドが投与されているがん疼痛(神経障害性疼痛,骨転移による痛み)に対して,プレガバリン,ガバペンチンの鎮痛効果を認めた。有害作用(口渇,眠気,めまい)は,プラセボと比較して多かった。以上より,オピオイドが投与されているにもかかわらず,適切な鎮痛効果が得ら

CQがん疼痛のある患者に対して,オピオイドに加えて,抗痙攣薬,ガバペンチノイドの投与は推奨されるか?

オピオイドが投与されているにもかかわらず,適切な鎮痛効果が得られていない,がん疼痛(神経障害性疼痛,骨転移による痛み)のある患者に対して,鎮痛補助薬として抗痙攣薬,ガバペンチノイドの併用を条件付きで推奨する。

(弱い推奨,弱い根拠に基づく)オピオイドを増量しても,十分な鎮痛効果が得られない,または有害作用

のため,オピオイドを増量できないとき。

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推 奨

2C条 件