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p.40 抽出テキスト

文献番号論文著者/研究デザイン対象・対照検査法/評価時期・方法結 果

1 Chong E, et al:Ann Acad Med Singapore 2010;39:374‒380. エビデンスレベル:IVa対象:PCI の施行中に予防策をとらなかった正常SCr(< 1.5 mg/dL)患者3,036 例検査:PCI評価時期:CIN の発症率と1,6 カ月の死亡率CIN の発症率は7.3%.CINのリスクファクターは,年齢(OR=6.4),女性(OR=

2.0),LVEF<50%(OR= 1.02),貧血(Hb<11 mg/ dL) (OR=1.5),収縮期低血圧(<100 mmHg) (OR= 1.5),インスリン治療中の糖尿病は最も高いリスクCINを発症した患者の死亡率は高かった(1カ月14.5% vs 1.1%,6 カ月で17.8% vs 2.2%)

2 La Manna G, et al:Artif Organs 2010;34: E193‒E199. エビデンスレベル:IVb対象:冠動脈造影を受けた136 例検査:冠動脈造影評価方法:CIN の予防策をとった症例のCIN リスクファクターは何か. CIN の発症率は15.44%.高齢と心室機能不全(EF< 40%)がCIN のリスクファクターであった.心室機能不全,貧血,糖尿病,心筋梗塞の既往,高齢(>70歳)の複合はCIN のリスクを3 倍上昇させた.

3 Gomes AS, et al:AJR 1985;145:1249‒ 1253. エビデンスレベル:IVa対象:動脈造影検査を受けた364 例検査:動脈造影CIN は全体で7.1%にみられ,1.4%は透析を必要とした.検査前腎障害,高齢,造影剤使用量,検査方法,糖尿病,合併する心疾患はCIN のリスクファクターであった. CINの頻度は検査前腎障害のある患者で高かった(14.8%),このうち3.7%は

透析を要した.

6 Nikolsky E, et al:Am J Cardiol 2004;94: 300‒305. エビデンスレベル:IVb対象:PCI を受けた糖尿病の予後にCKD が関与するかを調査.対象はPCI を受けたDM 患者1,575 例,このうち1,046 例(66%)が非CKDで,492 例(31%)が非透析CKD,37 例が透析.検査:PCI PCI 後のCIN は,非CKD で15%,CKD で27%,透析必要例は非CKD で0.1%, CKD で3.1%.CIN の予知はPCI 前後の低血圧(OR 2.62),インスリン治療(OR 1.84),造影剤量(OR 1.30)に関係していた. CIN は1 年死亡率の予知因子であった.

7 Parfrey PS, et al:N Engl J Med 1989; 320:143‒149. エビデンスレベル:III対象:造影剤群(糖尿病のみ85 例,腎障害(SCr≧150 mmol/L)のみ101 例,糖尿病+腎障害34 例)対照:非造影剤群(糖尿病のみ59 例,腎障害のみ145例,糖尿病+腎障害64 例)評価方法:ARF はSCr> 50%の上昇で定義CIN の発症率対照群:糖尿病のみ;3.4%,腎障害のみ;1.5%,糖尿病+腎障害;1.6%対象群:糖尿病のみ;2.4% (RR 0.7,95%CI 0.1~4.8),

腎障害のみ;6.4%(RR 4.3, 95%CI 0.9~21.0),糖尿病+腎障害;8.8%(RR 5.5, 95%CI 0.6~49.4)