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た。とりわけ,デエスカレーションは現在広く普及している診療手法であること,かつ,抗菌薬スチュワードシップの観点が世界的にも国内でも強調されているという背景も踏まえ,推奨文を作成した。 CQ4-9:敗血症に対する抗菌薬治療において,プロカ ルシトニンを指標とした治療終了を行うか? 感染症における抗菌薬の中止基準に関する質の高い科学的根拠は少ない。敗血症の経過におけるプロカルシトニンの低下は死亡リスクの減少と関連していることが報告されている 19, 20)。そこで,プロカルシトニンをガイドに用いて抗菌薬中止を行うことにより患者の転帰を悪化させることなく抗菌薬日数を短縮できるのではないかという研究が近年活発に行われてきた。今回,敗血症および敗血症性ショックを対象にプロカ ルシトニンを指標とした抗菌薬の中止を検討したRCT を対象にシステマティックレビューを行い,推奨文を作成した。 CQ4-10:敗血症に対して,比較的短期間(7 日間以 内)の抗菌薬治療を行うか? 敗血症に対する抗菌薬治療に伴う害として,投与期間が長いほど常在菌叢の中で耐性菌やClostridioides difficile,真菌が定着・増殖するリスクが高まり,次の新たな敗血症のリスクになる 21, 22)。近年,抗菌薬耐性の問題は世界的な脅威となっており 23),肺炎などの各種感染症における抗菌薬の治療期間について,短期間治療は長期間治療と比較して死亡率や臨床的治 抗菌薬治療〔診療フロー〕 -S 60-