p.50 抽出テキスト
実性やばらつきはないと考える。 (7)容認性 より低侵襲的なインターベンション治療で感染源のコントロールを行う場合,ドレナージ手技の回数が増す可能性があり,医師,看護師など,医療従事者の仕事量が増大することも考えられるが,集中治療に伴う一連の仕事の範疇であり,特にその影響は少ないと考えられる。有害事象に関しては,有意差は認めなかった。 介入に伴うコストは,手技回数や入院期間が延長するとコストが増大する可能性もあるが,その個人負担額を考えると,患者・家族の個人の視点からおそらく許容できると考えられる。 (8)実行可能性 より低侵襲的なインターベンション治療で感染源のコントロールを行うことは,敗血症診療を行う多くの施設で実行可能であると考えられるが,施設のハード面およびソフト面の技量を要する。 (9)判断の要約(Table 3-4-2-2) (10)推奨グレーディング決定の工程 修正RAND 法を用いた投票によって,中央値7,見解不一致指数0.164 の結果となり,委員会で採択された(7 点以上:83.3%)。 (11)関連する他の診療ガイドラインにおける推奨 急性膵炎診療ガイドライン2015 1)では,低侵襲ドレナージである,経皮的(後腹膜経路),あるいは内視鏡的経消化管的ドレナージを最初に行うことを推奨している。 (12)実施に関わる検討事項 感染源のコントロールとして,手技の侵襲度,手技のタイミング,デブリードマン術を行う範囲,繰り返すデブリードマン術の必要性などについて,患者の全 Table 3-4-2-1 エビデンスプロファイル -S 48-