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に限りなく近いものも存在する。 敗血症は,原因,重症度,病期,併存症や合併症などによって大きな多様性を生じる病態である。臨床においては,患者の病状はもちろんのこと,医療者のマンパワーやリソース,患者・家族の意向など,個々の患者において,臨床家による適切な判断が必要である。その際に,推奨策定の論拠を知ったうえでガイドラインの推奨を参考としていただくことが,ガイドラインの賢明な利用法である。 これらのことを考えれば,本ガイドラインで弱く推奨されている医療介入を行わなかったことで医療裁判において不利な状況に陥ったり,ガイドライン上の弱い非推奨の医療介入を熟慮のうえで施行したことを批判されたりすることは,ガイドラインやエビデンスの本質が理解されていないことによって生じる悲劇と考えられる。 ガイドラインの推奨は,本来的には4 つのカテゴリーに当てはめることが困難なものを,一定のルールに基づいて半ば強制的にカテゴリー化している事実を理解して使用いただきたい。 文 献 1) Gordon S, Jill P: Parachute use to prevent death and major trauma related to gravitational challenge: systematic review of randomised controlled trials. BMJ. 2003; 327: 1459-61. -S 20-