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p.50 抽出テキスト

未満3 Z スコア分類(10 ≦Z),実測値8 mm 以上

1.3.1 管理指導

巨大瘤を合併しない1,2の症例群は,生活,運動面での制限はしない.学校生活管理指導表は「E 可」とする.しかしながら,抗血小板薬および抗凝固薬を2 剤以上処方されている症例では,コンタクトスポーツを禁止とする.巨大瘤が残存する3の症例群は,「D」または「E 禁」で,原則として運動制限が必要である.

CAL が退縮すれば(第5 章1. 2 退縮群[Regression群])に準じる.

狭窄病変が出現すれば(第5 章1. 4 冠動脈狭窄病変群)を参照する.

1.3.2 長期の経過観察

学校生活終了まで定期的検査を実施する(6 ヵ月~1 年毎).将来的には内科へ引き継ぐ.検査間隔,検査内容は症例によって勘案する.

心エコー所見と冠動脈所見がかならずしも一致しないことがあるので,拡張・瘤の残存する症例では,一度は造影検査による評価が望ましい.薬物治療については表17 を参考に小児循環器科医が勘案する.

1.4 冠動脈狭窄病変群

重症度分類V 群:冠動脈造影検査で冠動脈に狭窄病変を認める症例群.

この群の症例は,基本的に運動制限が必要であり,小児循環器科医による継続した経過観察と学校生活管理についての指示を受けることが必要である.

1.4.1 狭窄性病変(+),心筋虚血の所見(--)の症例

重症度分類V(a)群: 諸検査において虚血所見を認めない症例.

図6 川崎病急性期カード(日本川崎病学会357b)より)