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p.47 抽出テキスト

性期カード(図6)

357b)を主治医から教育現場に提出する

ことで情報共有されるが,管理区分D 以上の制限が必要な場合,家人,学校関係者,主治医が面談しておくことが望ましい.

1.1 急性期にCAL がないと 診断されている児

重症度分類I・II 群: 急性期に拡大性病変がなかった群(発症後第30 病日までの一過性拡張を含む).

Z スコア分類(<2.5),実測値3 mm 未満,または3 mm 未満の局所性拡張.

1.1.1 管理指導

生活・運動面での制限はない.近年,川崎病既往者で,急性期からCAL を認めなかった症例の経過観察機関は5年とされている.したがって,この5 年間は,管理区分は「E 可」とする.その後は,「管理不要」でよい.発症後5年経過した時点で小学校入学している場合は学校生活管理指導表を作成し,5 年経過が,入学前の場合は急性期カードに管理不要の旨を備考欄に日付を入れて追記しておく.

1.1.2 長期の経過観察

発症後5 年間異常がなければ終了とする. 1.2 退縮群(Regression 群)

重症度分類III 群: 発症第30 病日においても拡大以上の瘤形成を残した症例で,その後,経過観察中に両側冠動脈所見が完全に正常化し,かつ,狭窄性病変が存在しない症例群.

1.2.1 管理指導

生活,運動面での制限はしない.学校生活管理区分「E可」(第5 章1. 1. 1 管理指導を参照のこと).

1.2.2 長期の経過観察

学校生活終了時(高校生活終了時)には,CT,MRI などの画像検査の受けておくことが望ましい.退縮を認めた場合でも,内径6 mm 以上の瘤では10,20 年以上の経過で,石灰化病変の出現や,狭窄性病変への進展が認められるため,定期的なチェックを怠ってはならない.

1.3 冠動脈拡張・瘤の残存群

重症度分類IV 群: 発症30 病日以降においても拡大以上の瘤形成を残した症例で,その病変が残存しているが狭窄性病変を合併しない症例群. 1 Z スコア分類(2.5 ≦Z<5),実測値3 mm 以上,4 mm

未満2 Z スコア分類(5 ≦Z<10),実測値4 mm 以上,8 mm

表18 学校における川崎病の管理基準

CAL重症度分類* Z スコア分類実測値生活・運動管理長期経過観察

1.急性期にCAL なし群(第30 病日までの一過性拡張を含む) I,II Z <2.5 3 mm 未満3 mm 未満の局所性拡張E 可5 年を目処に終了2.退縮群(Regression 群) III発症1ヵ月において冠動脈拡張残存(発症1ヵ月以降に正常化) E 可(内科へ引き継ぎ)

3.冠動脈拡張・瘤の残存群IV 2.5 ≦Z <5 3 mm 以上,4 mm 未満E 可内科へ引き継ぎ

5 ≦Z <10 4 mm 以上,8 mm 未満E 可内科へ引き継ぎ

10 ≦Z 8 mm 以上D またはE 禁内科へ引き継ぎ

4.狭窄性病変群V a.心筋虚血の所見(-) V(a)

巨大瘤(-) Z <10 4 mm 以上,8 mm 未満E 禁内科へ引き継ぎ巨大瘤(+) 10 ≦Z 8 mm 以上D またはE 禁内科へ引き継ぎ

b.心筋虚血の所見(+) V(b) A~D 部活禁内科へ引き継ぎc.心筋梗塞の既往(+) V(b) A~E 部活禁内科へ引き継ぎ

〈受診間隔は小児循環器専門医の判断〉

*: 表5 参照